気持ちを確実に伝えるために

こんばんは、RinDaです。

 

あなたは、相手に確実に自分の気持ちや考えを伝えることが出来ますか?

相手の気持ちを無視して自分勝手に気持ちをぶつけることは出来るかもしれせんが、それでは下手をすると相手との関係が無くなってしまうかもしれません。

それでは元も子もありません。

相手の気持ちを尊重した上で、相手に自分の気持ちを知ってもらうのは、とても難しいことだと思います。

以前、とある同期の役者の方に演技の感想を求められた時のことです。

私は、演技の感想は素直に答えることが良いと考えており、受け取り方は相手に任せていました。

「やる気があるのであれば、気を使った言葉を使うよりストレートに言った方が役に立つ」とそう思っていました。

しかし、それを続けていると、その方から感想を求められなくなりました。

事実を包み隠さずに伝えることは、関係の破綻を招くとそこで知りました。

しかし、オブラートに包んでしまうと感想が伝わるかどうか分かりません。

そこで私は、相手の気持ちを考慮した上で自分の気持ちや考えをちゃんと伝える方法を考えました。

 

相手に確実に自分の気持ちや考えを伝える方法

それは2つの行動を組み合わせて行うことです。

  1. 何度も同じ意味の言葉を伝えること
  2. 伝わりやすい段階を考え、演出すること

つまり、「伝わりやすく段階的に演出された言葉を違う方法やシチュエーションで何度も伝えること」です。

例えば、「彼女のファッションセンスがちょっと変であること」を伝えるとしましょう。

①の方法は、よくファッションの話題を出すようにした上で、買い物デートを打診したり、「個性的」とか「ユニーク」という言葉を使ったり、街ゆく人のファッションを話題に足してみたり……と言うように、手を替え品を替え、相手の様子を伺いながら、何度も刷り込むように伝えるということです。

②の方法は、「彼女のことがちゃんと好きであること」、「自分には服へのこだわりあること」、「彼女の外見的魅力の特徴」などを事前にしっかり話しておくことに当たります。

こうすることで、相手に言葉を受け入れる準備をさせ、相手が自分で気づいたと思わせることで、関係が崩れることはありません。

ただし、手間と時間は掛かります。
そこを面倒くさがらずに、頑張って見て下さい!

これは、演技における、キャラクターの印象付けで使われる技法です。

キャラクターの個性を台本の台詞に乗せて、何度も手を替え品を替え、工夫しながら演出していきます。

何か相手に伝えたいことがあるけど、言い出しにくいなんてことがあるなら、何度も手を替え品を替え、工夫しながら演出する。

是非試して見てください。

 

RinDa