常識は人の数だけある

どうも、RinDaです。


今回は「常識は人の数だけある」というテーマで行きます。

 

昔、就職していたころによく上司に言われていたことがあります。

 


「こんなの常識的に考えればわかるだろ?」
普通にやってくれればいいから!」

 

いや、自分としては普通にやっていたんですが、どうやら私の考えは常識的ではなかったらしいのです。

 


でも、そんなの知ったこっちゃないですよね?
何が普通かなんて言われてないのに
まあ、聞かなかった新入社員の私もいけないのですが

 

私の普通は、上司の普通ではない。
そんなことは当たり前のことですよね?

でも、それを上司は言葉の上で押しつけてくる。
とても理不尽だと思います。


そこで、普通や常識とは何か考えました。

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今は声優をしているのですが、自分が用意した演技プランと制作側が考えているプランがかみ合わないことがたまにあります。

 

同じ台本を読んでいるのに、人それぞれ感じ方が違うんですよね。

 


そこで私は基本的にプランを3つ用意します。
  1. 直感的なプラン
  2. 論理的なプラン
  3. 面白いプラン の三つです。

 

①は台本を読んで感じた率直な印象をもとにプラン立てています。

②は状況や動機、目的など台本に書かれていないことを意識します。

③は常識の範囲内で、可能性がいちばん薄いプランです。

 

だいたい三つ用意すれば何とかなります。

 


まず、①で演じます。同意を得られればそれで本番。

ダメならディレクションを受けるのですが、大体②で考えた範囲内のことを言われます。
あとは言われた要点の分だけ、①のプランを②に近づければいいのです。

①が全く違うのであれば、次に②で演じます。

 

つまり、何が言いたいかというと、

判断する前にプランを複数考えるだけで対応の幅が広がるということです。

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特に人間関係にフォーカスすると、だいたいプランは4つです。

 


  1. 自分の常識
  2. 相手の常識
  3. 一般の常識
  4. コミュニティの常識

 

 

たぶん①=③だと思いこんでいる人が一定数いると思いますが、そういう人は、周りから「自分勝手な人」だと思われている可能性があります。

 

たとえば、
「車通りのない歩行者信号に友人と歩いていて捕まった」
とします。

 


  1. 人が見ていなければ渡る
  2. 車が来ないとわかっていれば渡る
  3. 青になるまで待つ(交通法)
  4. 車通りがないので渡る人が多い

 

 

というデータがあれば判断できますよね?

 

自分の常識が、必ずしも多数派でない場合がある(空気読めない)
一般的に正しくても、正解ではない可能性もある(バカ真面目)

 

こういうふうにデータをとり多数決のような形で判断すれば、自分勝手な判断というのを避けられます。

常識は人の数だけある。

 

数多くあるのであれば、多数決で決めるのが【常識】ですよね?(なんちゃって)

 

RinDa