声優志望者必見の「ビックファイブテスト」
どうも、RinDaです。
ちょっと今回は試験的によくあるブログっぽい記事を踏襲して記事を書いてみます(笑)
声優を目指す人にとって、勉強すべきことはたくさんあると思います。
最近、私が記事に上げた「スキルの基礎」もそのひとつですよね。
【基礎が】スキルの基礎【足らない】 - RinDaネット声優養成所
声優を目指す人が勉強すべきことの中で、
最も難解で独学による学習が難しいと思われるのが
「役作り」
だと私は思っています。
私も最初のうちは独学で学んで来ていたのですが、「役作り」って何をすることなのかよくわかりませんでした。
そこで今回は「役作り」に役立つとある心理テストをご紹介していこうと思います。
題して『【声優を目指す人必見】役作りに役立つ「アレ」をご紹介します。』
それでは少しだけ、お付き合いください。
世界で最も○○な心理テスト
今回ご紹介するのは「ビックファイブ」と呼ばれる性格特性テストです。
これは科学的に証明された「世界で最も正確な心理テスト」とされ、心理学の論文を見るとたびたび「ビックファイブテストの結果により被験者を2つのグループに分けた」というような記載もあるほど信頼されています。
その名の通り「ビックファイブ」では、人間の性格を5つの因子に分けて診断されます。
◎ビックファイブ性格特性テストにおける五因子
- 開放性
- 誠実性
- 協調性
- 外向性
- 神経症的傾向
簡単に説明すると、
「開放性」は、独創性の高さ
「誠実性」は、自制心の高さ
「協調性」は、空気を読む力
「外向性」は、社交性の高さ
「神経症的傾向」は、メンタルの弱さ
だと思っていただければいいと思います。
この五因子のレベルを診断することで性格特性を割り出すのがビックファイブテストとなります。
テストの受け方
以前はこのビックファイブを日本語で診断方法は、「主要五因子性格検査」という受けることなんですが、このテスト、全部で約70項目もあるんです。
めちゃくちゃ時間がかかりますし、めっちゃ疲れます。
ですが、現在ではその質問を10項目にしたテストが存在します。
それをメンタリストDaiGoさんが動画で説明してくれています。(テストは04:00~)
試しに皆さんも、紙とペンを用意してご自身の診断をしてみて下さい。
さて、ご自身の診断結果はいかがでしたか?
このテストを受けると性格の五因子をそれぞれ8点満点で採点されます。
点数が高ければいいというものでもないので、点数に一喜一憂はしないで下さいね。
まとめ
- 科学的に正確な心理テストが存在する
- 人間の性格は5つの因子に分解できる
- それはたった10項目の質問に答えるだけで診断できる
人間の性格が5つの因子で説明できるということは、台本の中のキャラクターも少なからずその5つの因子で説明できるということです。
これを知っていれば、役作りにひとつ、いや5つの基準が生まれます。
漠然としたイメージでポンっと演技ができる人はあまり有用性を感じないかもしれませんが、理詰めで考えていく人にはとても有用性は高いと思います。
役と向き合う中で、「この役は自分より誠実性が高そうだから、もっと落ち着いた感じで」とか「開放性高そうな役はもっと伸び伸びと演じよう」とかそういう方向性が見えてくるといいなと思います。
心理テストを過信しすぎるのも危ないですが、何にもアイディアがない状態よりはいくらかマシだと思います。
ここから、もっと役作りを深めていけるともっといいですね。
活用できるものは全部使って演技に役立てていきましょう。
ではまた。
RinDa