「いい声」って何だと思います?

どうも、RinDaです。

 

今回は「いい声」というものを独自の解釈で定義していきたいと思います。

 

私の考える「いい声」には定義が二つあります。

 


ひとつは「演技足りうる声」
もうひとつは「キャラ足りうる声」

 

わかりやすく解説していきますね。

 

目次

 

演技足りうる声

ざっくり言うなら「普通よりいい声」

 

言い換えるなら「汚くない声」でしょうか。

 

腹式呼吸を使い、安定感も音圧もある声のことだと思っていただければ大丈夫です。

 

意識しなくてもできる人もいれば意識しないとできない人もいるでしょう。

 

しかし、これができないと声の芝居にはなり得ません。

 


理由としては
・声量がないとマイク乗りが悪い
・安定しないとNGが多い
・音圧がないと感情が出ない
などがあげられます。

 

収録に支障をきたさないための理由がほとんどです。

 

技術が進歩したとはいえ編集だって楽じゃありません。

 

役者として致命的なのが「音圧がないと感情が出ない」の項目です。


声の大きい人間の方が感情が豊かで
声の小さい人間の方が感情がとぼしいと
感じませんか?


身体で表現できない声の演技ですが、感情は身体で作り出します。


具体的言うと力の入れ具合を調整して感情を表す音を作っています。


音圧がないと声の演技ができないといっても過言ではないでしょう。

 

キャラ足りうる声

こちらはまさに丁度いい声でしょうか。


作品を構成するキャラクターを正確に表現しうる声。


そんな認識でいいと思います。

 

すなわち、役作りを踏まえた声ですね。

 

役作りにおいて「声」は何を表すか?

 

それは「容姿」です。

 


からだの大きいキャラは太く大きく。
からだの小さいキャラは細く小さく。

なんていう考えが一般的ですよね。

 

そうではない可能性もありますが。

 

そして、容姿はからだの大きさだけを表している訳じゃありません。

 


もし、そのキャラが
「軍服をきていたら?」
「王冠をつけていたら?」
「ボロボロの服だったら?」

 

この情報だけでも声は変わってきます。

 

もちろん、性格や過去も声に影響をしてきます。

 

それは大げさに言うと唯一無二の声のはずです。

 

そういうパーソナルを表しつくしている声が「キャラ足りうる声」です。

 

まとめ

「演技足りうる声」「キャラ足りうる声」の違い

 

お分かりいただけたでしょうか?

 

演技足りうる声は、条件さえ越えてしまえば無数に存在しますが

キャラ足りうる声はそういくつも存在していません。

 

また、演技足りうる声にすらなっていないのにキャラ足りうる声を出そうとするのは無理です。

 


それでオーディションに受かる確率は超低い上に受かってからが本当の地獄です。

「受からなければよかった」と思う日々を過ごすこと間違いなしです。


まずは、自分の演技足りうる声から探して、増やしていきましょう。

 

 

RinDa