嘘をつくと自信を失う

どうも、RinDaです。


今回は

「嘘をつくと自信を失うメカニズム」

についてお話していきます。

皆さんは、
自分を偽った嘘をついたこと
はありますか?

嘘というものは
気づかぬうちについているものです。

本当のことを話していても、
伝わり方が悪かったり、
後から事情が変わり
結果的に嘘になったりすることもあります。

もちろんその全てを懺悔しろ
などとは誰も言えません。

自覚もしていない嘘を理解することは
困難ですから。

ですが、その中でもついてしまうと
自分をむしばむ嘘というものがあります。
それが、自分をおとしめる嘘です。

テストの点数を盛って話したり
知らないことを知っているように話したり
していない努力をしていると言ったり
ホントはよく嘘を吐くのに「正直者」だと言い張ったり

例えばこんな感じです。

なので、猫を被るというような行為や
完璧主義のような行動も
嘘に分類される場合があります。

つまり、自分ではやりたくないことを損得もなしに、
周りに無理やり合わせている状態のことです。

 

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なぜ、そんな嘘を吐くのか?

自分をおとしめる嘘をつく時は、
だいたい自分に自信がないときです。

自分を自分で見下し、
それが認められない、受け入れられないと決めつけ、
周りに対して自分を偽る。

偽るまではさておき、
それが信頼された結果、
悪夢が始まります

 

嘘が承認されることで
その行動を続けなければならない

相手から行動を求められたとき、
素直に「あれは嘘だった」と言えればいいが、
そんな自尊心強い人間が
素直に嘘を打ち明けるのは難しいと思います。

自分の嘘で自分をがんじがらめにしていくのです。

 

そしてその嘘を守り続けても、嘘は嘘のまま。


本来の自分ではない自分が
受け入れられ続けることにより、
いつまで経っても自信はつきません。

また、守れなかったら守れなかったで、
自己嫌悪が始まります。

これも自分から自信を奪う行為です。

 

例えば、
何かコミュニケーションの不和やケンカが
起きたとしましょう。

本当はその原因を信頼できる他人や敵対した本人に
相談できればいいのですが、
信頼できる他人もいないし、
当事者に話しかける勇気もない。

自分一人でこう言った問題にぶち当たると、
多くの場合発生するのが「思考停止」です。

その結果、極端な答えに行きつきます。

全部僕の責任だ。ボクがもっとちゃんと考えていたら

これは嘘です。
そんな原因の分析の仕方は間違っていますから。

「何をやってもボクが悪い」
      ↓
「僕は何をやってもダメだ」

そしていずれこういう思考を繰り返し、
自信が持てない人間を気づかぬうちに
自らの手で作り上げてしまうのです。

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いかがでしたか?

「嘘をついてはいけない」という慣習にも
少なからず意味があるんですね。

ちなみに「ついていい嘘」も存在しています。
俗にいう「相手を幸せにする嘘」ですね。

定義としては
「嘘をついたところで証明ができないもの」
「相手に思いやりが確実に伝わるもの」
といったところでしょうか。

待ち合わせ場所に自分よりも
30分遅れてに着いた女の子に
「待たせてごめん」と言われて
「今着いたとこだよ」と言っても、
事実の解明は難しいし、
バレたところで誠意しか伝わらないですよね。

全部が全部だめというわけではありませんが、
そのリスクを頭に入れた上、
嘘をついた方が断然いいと思います。

RinDa