#RinDaの台本0530 総括

どうも、RinDaです。

 

今回は私がTwtterにて投稿している「#RinDaの台本0530」の総括をしていきます。

 

今回の台本が以前の模擬オーディションで用いた台本になります。

詳しい概要を見たい方は下の記事をご参照ください。

 

rinda-0884.hatenablog.com

 

このオーディション原稿の中から、カオリとオビトの掛け合い台本を使って、皆さんに演技を投稿してもらいました。

 

今回もたくさんのご参加ありがとうございます。

 

目次

 

テーマの確認

今回のテーマは「心の距離」でした。

 

情熱を注いで来たバスケにて大きな挫折を味わったオビトと、そんなオビトを心配しているカオリの距離感をうまく掴もうということなのですが、如何でしたでしょうか?

 

基本的には「距離感を保ちたいオビト」と「一歩踏み込みたいカオリ」のせめぎ合いの構図になっています。

 

カオリはどのような感情や状況に押されて一歩を踏み出すのか。

それを受けたオビトはどう距離を取ろうとするのか。

 

それを考えてもらう台本だったと思います。

 

まず決めるべきは、この台本後の空気感です。

険悪なムード?気まずいムード?緩やかなムード?

いろいろ考えられると思います。

 

そこに向かって自分の役をどう操り、相手の役をどう誘導していくのか考えていきましょう。

 

オビト(男性台本)の解説

オビトのプランは大きく二極化すると思います。

 

①「はぐらかす」

②「拒絶する」

 

①は自ら引いて距離を取る。

②は相手を抑えて距離を取る。

 

どちらも「カオリに考慮して上手くやるかどうか」という基準のもと、さらに二つのパターンに分けられると思います。どれがオビトの設定にふさわしいかしっかり確かめて選んでいきましょう。

 

演じる上では質問の受け手になることが多いので、しっかり「リアクション」を取る意識ができるといいと思います。

 

リアクションについては下記を参照してください。

rinda-0884.hatenablog.com

 

今回の音源では、「誰かさん」や「なにかってなに?」など「疑問を持つ意識」と「別に~」や「なんだよそれ~」など「対応する意識」が必要となります。

 

感嘆詞としては「ん?」や「あ?」や「あん?」、「ぬ…」や「あー…」または「ふ…」って感じでしょうか。

この辺りをうまく使いこなせるとよかったかなって思います。

 

 カオリ(女性台本)の解説

以前ツイートをしましたが、一番最初のセリフに「バスケのシュートを決める」というト書きがついてるのが肝です。

 

これがカオリの第一声になるので、下手をするとオーディションの場合、「ここが上手くなくて落とされる」なんてこともありえます。第一印象というのはそれくらい大切です。

なのでしっかり、バスケの動画などを見てマネして体の動き、締まり、呼吸の変化など調査しておくといいでしょう。

 

スポーツに限らず「動き」「ト書き」を表すセリフの言い方は頻発するので、やり方を覚えておきましょう。

note.com

 

さて、最初の関門を越えれば、いよいよ本題です。

 

前回の記事で少し話に出しましたが、カオリには大きく分けて三つの段階が存在します。

 

①雑談

②質問

③追及

それぞれ自身の思った通りに演じて頂ければいいのですが、

大事なのは、「感情の流れの管理」です。 

 

例えば「①が活発な美少女で元気いっぱいにもかかわらず、③になった途端に神妙に泣き出す」というのは情緒が不安定すぎる、メンヘラっぽい感じがしてしまう気がします。(③は同じ泣くでも、驚いて怯えたようになくなら可能ですが)

 

できれば、①のイメージを崩さない役作りを心掛けられるといいでしょう。

 

なにより、オビトに好かれているわけですから。

主人公=感情移入の対象

主人公に愛される=大体の視聴者にとって魅力的

なので、各セリフの印象に引っ張られて感情の流れを不自然にしていては、魅力的なメインヒロインを作り上げることは難しいでしょう。

 

やりたいことを一つに絞り、それ以外はオビトの反応を伺いながら慎重に・丁寧に言葉を出していくことを考えるといいかもしれません。

オビトのことを心配しての言葉たちですから、オビトのためになるようカオリなりに考えてあげてみて下さい。

 

まとめ

  • 会話の後の空気感を考える。
  • オビトは行動の大筋を決め、ちゃんと反応する。
  • カオリは感情の流れを損なわない様に気を付ける。 

 

なにより忘れてほしくないことが一つ。

 

オビトは主人公で、カオリはメインヒロインです。

 

その看板を背負う役、物語の中枢を担う役であるということを踏まえて、自分が出せる魅力を考えて、臨んでいただきたいと思います。

 

 

次回も引き続き、オーディション原稿を扱っていこうと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

ではまた。

 

RinDa