個性の見つけ方

どうも、RinDaです。

 

今回は「個性の見つけ方」というテーマでやっていきます。

 

声優を志望されている方が喉から手が出るほど欲しがっているモノの一つがこの「個性」だと思います。

 

「芸能の世界は個性がないとやっていけない」というようなイメージもありますよね。

 

ですが、この個性。

考えれば考えるほど、分からなくなりませんか?

 

「自分の個性はコレだ!」と決めつけるのもおかしいですよね。

そもそも、個性とは何なのでしょうか?

 

この記事では

 について解説していきます。

 

個性の見つけ方を理解して、自己理解をさらに深めていきましょう。

 

個性の見つけ方①「外見から見つける」

まずわかりやすいのが、外見ですね。

美形、背が高い、細身など、一般的にプラスに聞こえる外見的特徴はもちろんですが、背が低い、毛が薄い、不細工なども、上手く折り合いが付けられ、活動に生かしていけるのであれば個性となります。

江口さんの「高身長」や下野さんの「鳩胸」、宮野さんの「顔芸」など男性声優さんが、イベントなどでイジられることが多いですね。

また、忘れてはいけないのが「声」ですね。

声優にとって声も外見に含まれると考えて良いと思います。

代永さんのような「女声」や金田さんのような「アニメ声」もそうですが、柿原さんの「ドイツ語」や村瀬さんの「英語」、上坂さんの「ロシア語」などの外国語も個性と言えるでしょう。

 

この辺りの個性は、その気になれば自分で付け足していくことができます。

ですが、声以外は演技には直接は関係していないので、見つけて効果が出てくるのはデビューが決まった後の話になるでしょう。

 

個性の見つけ方②「性格から見つける」

性格は「個性を大きな枠でとらえたもの」だと思ってください。

なので、「明るい」とか「熱血」とか「冷静」みたいに凡な表現にはなりますが、それも立派な個性です。

性格から個性を見つける上で気を付けるべきことは「少数に絞らないこと」です。

よく面接などで「アナタの性格をひとことで言うと?」と聞かれたりしますが、演技をする上で、性格的特徴をひとつに絞ってしまうのはもったいないです。

 

大切なのは「いくつの性格を持っているか」です。

 

人間の性格なんてものは、対峙する人や場面によって変わるものです。

なので、自分が様々な場面で表に出す性格は全て「個性候補」と認識しましょう。

出来れば、「~の時○○になる」というように「条件付け」があるとよりいいです。

 

そして、その認識した個性候補の中で、「頻度の多いもの」や「印象が強いもの」を厳選して「個性」と定めましょう。

 

ただ、人は成長・変化するものなので、いつまでもそれが「個性」であり続けるとは思わない方が良いでしょう。

 

個性の見つけ方③「人生から見つける」

最後は「人生」です。

正確に言うと「人生に根ざした考え方」から個性を見つけるということです

「人生に根ざした考え方」とは、「人生における他人あるいは自分自身に対する考え方」です。

これは「経験」から推測することができます。

自分が経験してきたことに対して、「どう考えたか」またその結果「どう変わったか」を分析してその変遷を見ることで気づくことができます。

子どもの頃の記憶は薄いかもしれませんが、人間は意外とちゃんと判断をして考え方を変えていることがあります。

子どもの頃の判断が、今の考え方や人生に根ざした考え方に大きな影響を与えていることは間違いありません。

最悪、子どもの頃に記憶から切り離してしまった経験や考え方があるかもしれません。

それがあると、人生から個性を見つけることの難易度がかなり上がってしまいます。

経験は似たものがあったとしても、間違いなく人それぞれ違います

そのオリジナリティの高い人生の成果物を「個性」と言わずになんというのか。

 

ですが、ここで見つかるものは、必ずしも「いいもの」とは限りません。

むしろ、「コンプレックス」である可能性の方が非常に高いです。

 

ですが、コンプレックスほど強力な武器になり替わるものはありません。

そのコンプレックスを受け入れていくことで、「個性」を手に入れられるのであれば、絶対に手に入れた方が自分自身のためになります。

難しいことですが、頑張ってください。

 

まとめ

  • 個性の見つけ方
  • ①外見から見つける
    →後付けもできる
  • ②性格から見つける
    →候補の中から厳選する
  • ③人生から見つける 
    →経験から推測する

 

①の方が簡単で、③の方が難しい見つけ方になりますが、③の方が見つけられた時の効果は大きいです。

 

個性に悩んでいる方は多いと思いますし、他人の個性がうらやましく思えることも多いと思います。

ですが、無いものねだりをしても仕方ありません。

他人の個性は基本、他人の個性です。

 

アナタの個性は、アナタの日常や人生の中に眠っています

 

もし、個性に悩んだ時は、自分の人生を振り返ってみて下さい。

 

そこに何かを見出した時、それはアナタだけの個性です。

 

RinDa