運命の変え方
どうも、RinDaです。
今回は「運命の変え方」というテーマで、課題を克服する方法について記事にしていこうかと思います。
私のブログの読者の方には声優志望者の方が多いと思います。
今は華やかな未来を思い描いてウキウキとした気分で声優になるための勉強をされている方が多いと思います。
ですが、有り体の言葉で言えば「現実はそこまで甘くない」のです。
自称・声優志望者から専門学生や養成所生、そして事務所所属生、さらに新人声優と認知される地位、というように段階を経るごとに、それぞれ大きな壁にぶつかることがあります。
その時に経験するのが「挫折」と「絶望」です。
今回は、そんな壁にぶつかってしまった時の乗り越え方。
つまり、「運命の変え方」について考察しました。
目次
どうしても越えなければならないのか?
毎年、多くの声優志望者が、挫折や絶望を経験し業界を去っていきます。
もちろん、それが正しい判断である場合もあります。
やはり、向き不向きはあるのも現実ですから。
諦めて別の職で頑張れる方は、そちらで幸せになった方が良いかもしれません。
それを「逃げ」だとは思いませんが、仮にそうだとしても「逃げるは恥だが役に立つ」ということわざもあります。
離れてみて分かることや幸せもきっとあると思います。
今回、タイトルを「運命の変え方」という書き方をしましたが、今回解説する方法は「魔法」のようなものではありません。
つまり「この方法を使えばあっという間にお悩み解決!」とはならないということです。
正確に言えば、この方法は「魔術」です。
魔術を完成させるには、必ず「贄(にえ)」がなければなりません。
そのため、上手くやっても精神的な苦痛を伴う場合もあるし、上手くできなくても精神的な苦痛を味わい続ける場合もあります。
まあ、分かりやすくするために大げさに書きましたが、そのくらい覚悟が必要な方法なので、先に逃げ道を用意したという感じです。
「成長することが幸せ」「声優になることが幸せ」だと本当に思える人には、効果は絶大なので、是非とも実践してもらえると嬉しいです。
逆に言えば、この方法が上手くできなかったら、「自分は本当は声優になりたい訳じゃないのか」と思ってもいいかもしれませんね。
覚悟も成長するものなので、「まだ挑戦するには早かった」という場合もあるので、出来ないからと言って、落ち込む必要はありません。
人間出来ないことが多い方が普通なので、気楽にやってみて下さい。
運命を受け入れる
まずは、「声優になれない」という運命を受け入れることです。
これは「声優になる!」と希望を抱いた段階で発生するもう一つの未来です。
役者に限っては、一生付き合う必要のある運命とも言えます。
明日、職を失うかもしれないのが役者ですから。
この未来を受け入れないということは、地球に隕石が衝突するとわかっていながら何も対策を打たないNASAと同じです。
ですが、大体の隕石が衝突する系の映画のNASAは、何かしらの方法で地球を守る作戦を考案します。
それは、隕石が地球に衝突するとわかっていないと出来ないことです。
「なんとかなるかも」なんて思っていたら地球は終わりです。
これはそれと一緒で、自分が声優になれない運命を受け入れているから、声優になれる人材は今取るべき行動を変えて運命を変えることができるのです。
例えば、滑舌を指摘された時には、当然「直さなきゃ」と思うはずです。
ですが、少しでも「滑舌は慣れだ」とか「そのうちなんとかなる」とか「言われてるほど悪くないから今回の指摘はたまたま」とか思っていては、いつまで経っても直せません。
「いつかやろう」の「いつか」は永遠に来ないことの方が多いです。
そうではなくて「今やる」と考える。
もちろんすぐできるものではありませんが、その方が考えが具体的になりやすいので日々成長しやすいです。
「今やる」と考えれば、「今できること」に目が向きます。
すると、能力や知識の不足を目の当たりにします。
そうすればまず、「いつかなんとかなる」なんて発想ができなくなります。
「今からはじめないと、いつまで経ってもできない」とわかるからです。
運命を変えるのであれば、全力を注ぎましょう。
そのためには「いつか」ではなく「今から」です。
まとめ
- 希望とは逆の運命を想定する。
- その運命をちゃんと受け入れる
- それを回避することを考える
- 「いつか」では変えられない
- 「今から」じゃないと変えられない
やはり、文面だけ見ると簡単ですが、「今やる」と思うことがなかなかできない方が多いです。
理由は二つあります。
まず、質の問題です
「ただ思いこんでいるだけ」という状態も存在するので、どこまでストイックになれるか、どれだけ柔軟に思考を巡らせられるかが重要になってきます。
「声優になる!」という決めつけと同じくらいに「声優について真剣に考えている」という決めつけは危ない考え方です。
「今やるべきことはこれか?」と「?」が付くくらいで仮説と検証を繰り返しながら、日々いい方法を探すのがちょうどいいのかもしれません。
むしろ、やるべきことが毎日変化するから「”今”やる」じゃないと意味ないのかもしれません。
もう一つは、人間の心理の問題です。
人間には「プライド」というものが存在しており「できない自分を受け入れない性質」を強く持っている場合があります。
また、人間には「保守的な性質」があり、「不確かな活動に労力を注ぐことを避ける傾向」もあります。
こうした、人間の生まれ持ったバイアスに対抗できないと「今やる」という考え方にたどり着くのが難しくなります。
こういう精神的な課題は「無知の知」や「我思うゆえに我あり」のような哲学チックな考え方が必要になります。
演技と哲学はとても近い存在なので、「哲学に詳しい」か「自分なりの哲学を持っている」という状態になっておいておいてもいいと思います。
では、運命を変えた先で皆さんにお会いできること楽しみにしています。
RinDa